歴史とこれまでの活動

設立の背景と2010年に至る経緯

老後の暮らしについては日本語で語り合う仲間達との出会いの中で頻繁に語られる話題でした。 どんなにドイツ社会に溶け込んでいても、高齢に向かうとともに再び母語である日本語の重さが増すという研究報告や、ドイツ語や英語を失っていった方の実例を前に,私たちは母語の大切さを認識し、文化、生活習慣、食生活の違いなどを考慮した介護の必要性を痛感し、老後の生活をについて考え、活動するグループを発足させました。そして老後に関する情報を収集し、または地域の介護施設でボランティア活動をしながら、2007年、正式にドイツ公益登録社団法人として「竹の会」が誕生しました。 

2002

この頃、長期滞在型日本人の間で、異文化の中の高齢化が意識され始める。言葉の違い、食生活の違い、メンタリティの違いなど、若い頃には気にしなかった諸問題を認識し、高齢化に関連する法的、老人学的情報収集に努めるようになる。多文化統合高齢者施設の視察を通し、現地社会との融和・統合は高齢化問題にも通じるものであると認識するに至る。

2003年 

社会福祉施設 Diakonie との最初の出会いは定期的な交流に発展し、地域社会に密着した生活の中での日本人の高齢化について考え始める。積極的に Diakonie の行事にボランティア参加し(ビストロでのお手伝い、折紙など)、当施設との協力関係をスタートさせる。

2004~5年 

Diakonie 介護施設に於ける定期的な折紙ボランティア活動、日本人学校生徒と高齢者交流での通訳お手伝い、地域社会出会いの広場で日本をテーマにした講演発表、バザーへの参加などを通じて、さらに Diakonie との交流が密接となる。

2006

Diakonie 高齢者の施設を日本人に紹介するオープンデーを開催する(80名の参加)。いかに日本人の間で高齢化に対する関心が強いかを目の当たりにする思いだった。
竹の会を非営利団体として申請。

20071

公益社団法人デュッセルドルフ交流サポートセンター 「竹」 Japanisches Begegnungs- und Hilfsnetzwerk TAKE Düsseldorf e.V. が正式に発足する。通称:竹の会。

以後竹の会はさまざまな活動を展開し、特に Diakonie のシニアセンターである zentrum plus Oberkassel(zpO)と竹の会は、両団体の協力関係をプロジェクトとしての構想にまとめる。

200811月 

ケルン日本文化会館における日独高齢化社会シンポジウム「高齢化 新たな出発」にて、竹の会および Diakonie Oberkassel は両組織の共同プロジェクトについて紹介講演。

20094月 

両団体の代表者は正式にプロジェクト構想の推進を図るべく、覚書書に調印する。

2010年

プロジェクト構想は『バンブスガルテン』(竹の庭)という名称で、デュッセルドルフ市オーバーカッセル地区にある Diakonie シニアセンター(zpO)の建物の一角に事務所を置き、既存の活動を継続させている。 


2011年

1年以上にわたって制作してきたホームページを完成させ、年初に公開。

Diakonie シニアセンター(zpO)と共同で講演会シリーズ「ボランティア活動」を1月~6月に開催。

日本クラブと共催で2つの講演会 -「老後はドイツで暮らしますか? それとも日本? 遺言、相続、日本帰国支援」 および 「事前指示 Patientenverfügung」.

5月 東北大震災被災者のためのチャリティコンサートを開く
ギターとフルートのトリオ
後援:在デュッセルドルフ日本国総領事館
義援金は竹の会と数年来交流のある日本の福祉団体に送り、義捐品として介護マットを高齢被災者に贈りました。

 

これまでの最も重要な活動実績

日本語・ドイツ語による情報収集活動:

  • 高齢期に備えて各種講演会(例えば後見人制度など)、介護に関する説明会シリーズおよび健康医療講座の実施。
  • 日独両国社会福祉システムおよびその違いに関する講演会。

デュッセルドルフ総領事館委託事業: 

  • NRW州遠隔地の邦人生活実態調査の実施。

シンポジウム「日独高齢化へのスタート」で竹の会が紹介講演(ケルン)。

 

熊本学園大学福祉学科教授 および 福岡県高齢者福祉施設「宅老所・よりあい」職員との日独交流

 

活動の詳細については こちら をご覧ください。

最近行った支援活動

  • 介護が必要になった会員を訪問支援しています。
  • 日本語のヘルパーが必要な方に、適切な人を紹介しました。
  • 言葉のお手伝いで官庁へ同行しました。

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